個性をコントロールすることで頭1つ飛び出す
苦手なものがあります
こんにちは。突然ですが、集団行動は得意ですか?僕は苦手です。決して嫌いなわけではないですし、むしろワイワイやるのは好きなのですが、苦手。
なぜかというと、気になるものがあるとそこにばかり意識が集中してしまうからです。昔から、誰かと話していると、つい相手のことに気を取られ、周りの空気を読み忘れることが多々あります。
みんなで道を歩いていても、妙に字が細かい看板、変な帽子のおじさん、中身が見えず入りにくそうな飲食店、道路に貼りついた子供向けのシール、あらゆるものに集中力を切らされます。そしてそのまま想像の世界に入ってしまったり。
今でこそ、だいぶマシになりました。それでも集団行動には向いてないなと、時々考えてしまいます。とはいえ、そんな自分を嫌っていても仕方ありません。月並みな言い方ですが、人には得意不得意があるものです。それを人は「個性」と呼びます。
実は誰もが持つその個性を、いち早く把握し自分でコントロールすることが、時代を生き抜いていくコツだったりします。
マニュアルで有名なマクドナルド
例えば仕事。個性を必要としないマニュアル通りの業務は、「作業」と呼ばれます。業務のマニュアル化で有名なのは、マクドナルドですよね。マクドナルドはマニュアルがあることで、どの店舗も一定以上のクオリティを維持し続けています。
しかし同時にマクドナルドは、飛び抜けたサービスの提供や、目標達成の貢献者には表彰を行なっています。マニュアル通りの人と表彰される人の違いは何でしょう。
ある人はお客様の顔を全員覚え、一人一人違う対応ができるクルーかもしれません。ある人はスタッフのモチベーションを保ち続ける、敏腕マネージャーかもしれません。間違いなく言えるのは、そこには必ず「個性」が絡んでいるということです。
僕の場合、集団行動に向いていなかった性格が、対面した1人の相手にならば、他の人よりも大きな力を発揮するかもしれません。長所は短所であり、短所は長所であるとはまさにこのことでしょう 。
このように人は少し視点を変えるだけで、今持っている材料で勝負できるポテンシャルを持っています。
ちなみに、冒頭とこちらの写真は秋葉原にあるヨドバシカメラのフォトスポットで、角度を変えて撮影したものです。視点って大事だなと思います。
自己分析なんて就職活動以外であまりする機会はありませんが、何度自問自答しても毎回新しい発見があるものです。ぜひこれを読まれているあなたも、改めて自分というものに向き合って、今以上の力をつけてみてはいかがでしょうか。